![]() 磁気誘導ポンプ
专利摘要:
溶融金属用磁気誘導ポンプ。ポンプは、モータと、モータに作動可能に連結されたシャフトとを含む。さらに、ポンプは、シャフトに作動可能に連結された少なくとも1つの双極永久磁石と、溶融金属の経路用導管とを含む。モータは、シャフトおよび磁石を、移動磁場と作用して、導管の内面のみに接触する金属を伴う導管を介して金属をくみ取る力を作り出す、導管の溶融金属に渦電流を誘導する導管の周囲に回転させる。 公开号:JP2011514127A 申请号:JP2010545902 申请日:2009-02-18 公开日:2011-04-28 发明作者:ケーガン・バレリー・ジー 申请人:ハゼル・ストリップ・キャスティング・コーポレーションHazelett Strip−Casting Corporation; IPC主号:H02K44-04
专利说明:
[0001] 本発明は、概して溶融金属用のポンプに関し、より詳しくは溶融金属と直接接触する必要がない溶融金属ポンピング用磁気誘導ロータを有する磁気誘導ポンプに関する。] 背景技術 [0002] 通常、溶融金属は、電磁ポンプにより鋳造機にくみ取られる。これらのポンプの多くは、電気エネルギーが機械エネルギーに変換されるというファラデー−ローレンツ原理を利用している。強力なネオジム磁石を用いる電磁ポンプの例が、本明細書に引用文献の全てが組み込まれる、特許文献1に記載されている。理解されるであろうように、そのようなポンプは、一般に溶融金属のポンピング、ブレーキングおよびメータリングにおいて極めて効果的である。] [0003] 公知の電磁ポンプは、通常、電極を介して溶融金属と接触する直流電流に依存する。電流を送るために、電極は溶融金属と直接接触する。このことに関して、電極は、通常、溶融金属が通過するポンプ導管内に延びる。公知のポンプにおいて、電極は、溶融金属導管の反対側に機械で加工された長孔内に嵌まる。電極は、冷却液が通過する管を含む冷却装置を収容する通路を含む。この電極は、効果的であるが、電極やポンプの他の部分が溶融金属と接触しないポンプを用いることが望ましい。また、ポンプの導管のみと接触する溶融金属を有することが望ましい。] 先行技術 [0004] 米国特許第6732890号明細書] 発明が解決しようとする課題 [0005] 上述の事項を考慮して、主な目的は、溶融金属ポンピング用ポンプを提供することにある。詳しくは、本発明は、ポンプの構成要素と溶融金属とが直接機械的または電気的に接触する必要がない溶融金属ポンピング用磁気誘導ロータを有する磁気誘導ポンプを提供する。] 課題を解決するための手段 [0006] 本発明の目的は、磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0007] 本発明のさらなる目的は、溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0008] 本発明のまたさらなる目的は、電極や他のポンプ構成要素が溶融金属と直接機械的または電気的に接触しない溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0009] 本発明の目的は、溶融金属が溶融金属を含む導管のみに接触する溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0010] 本発明のさらに他の目的は、磁気誘導ロータを用いる溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0011] 本発明の他の目的は、ネオジム磁石(neo−magnet)を含む磁気誘導ロータを用いる溶融金属のポンピング、ブレーキングおよびメータリング用磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0012] 本発明のさらなる目的は、溶融金属のフローレートが磁気誘導ロータの回転速度に比例する溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0013] 本発明の目的は、溶融金属を含む固定容器に取り付けられ得て、容器から溶融金属を移送する磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0014] 本発明の他の目的は、容器から連続金属鋳造機への溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0015] 本発明のまたさらなる目的は、固定容器から他の容器への溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0016] 本発明のさらなる目的は、溶融金属の流れ方向を磁気誘導ロータの回転方向を逆にすることにより逆にし得る溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプを提供することにある。] [0017] 本発明の形態は、溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプである。ポンプは、モータと、モータに作動可能に連結されたシャフトとを含む。ポンプは、シャフトに作動可能に連結された少なくとも1つの双極永久磁石と、溶融金属の経路用の導管とをさらに含む。モータは、シャフトおよび磁石を、導管内の溶融金属に電流を誘導する導管の周囲で回転させ、これらの電流は移動磁場と相互作用して導管のみと接触する金属を伴う導管を介して金属をくみ取る力を作り出す。] [0018] 本発明のこれらの目的および他の目的と、それらの好ましい実施の形態は、明細書、特許請求の範囲および図面の検討により全体として考えると明らかになるであろう。] 図面の簡単な説明 [0019] 図1は、本発明の一実施の形態による磁気誘導ポンプを備えた連続ベルト金属鋳造機の簡略立面図である。 図2は、溶解炉に作動可能に取付けられた図1の磁気誘導ポンプの斜視図である。 図3は、図2の磁気誘導ポンプおよび溶解炉の斜視断面図である。 図4は、図2の磁気誘導ポンプおよび溶解炉の立断面図である。 図5は、図2の磁気誘導ポンプの斜視図である。 図6は、図5の磁気誘導ポンプの端断面図である。 図7は、本発明の磁気誘導ポンプの他の実施の形態の簡略断面図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 実施例 [0020] 図1は、公知のベルト型連続鋳造機20とともに使用される本発明の磁気誘導ポンプ10の好ましい実施の形態を描いている。当該鋳造機20は、移動モールドキャビティの壁としての1または2以上の可撓性鋳造ベルト22,24を利用する。鋳造ベルトは、薄く、可撓性があり、熱伝導性で、通常、水により液体が冷却される。2つのベルトを用いている機械において、上側鋳造ベルト22が上側キャリッジUの周囲を回動するとともに、下側鋳造ベルト24が下側キャリッジLの周囲を回動する。2つのベルトは、矢印34で示される長円形の経路に沿って回動しつつ、溶融金属が2つの回動する鋳造ベルトの間に形成された移動モールドキャビティCにおけるベルト間に溶融金属が凍結して新たな鋳造生成物を形成する。また、一対の横方向に間隔を置いて配置されたエッジダム36は、回動するとともに自由回転ローラ38によりガイドされる。これらのエッジダム36は、横方向に、一対の間隔を置いて配置された移動モールドキャビティCの側部を画定する。] 図1 [0021] 鋳造機にくみ取られた溶融金属Mは、溶解・保温炉40に貯蔵される。この金属Mは、炉40から本発明の磁気誘導ポンプ10に流れる。内部絶縁パイプ52は、金属Mを鋳造機20へ向けて上方へ運ぶ。図1において、金属Mは、タンディッシュ54または連続金属鋳造機の上側入口端部に流れる金属を分配するための分配器へ上方にくみ取られる。] 図1 [0022] 直ちにわかるであろうように、本発明の磁気誘導ポンプは、連続鋳造機以外の用途に使用され得る。例えば、ポンプは、固定保温炉からモバイルコンテナへなど、一の容器から他へ溶融金属を単純に移動させることに使用し得る。また、本発明のポンプは液状溶融金属に加えて、電導性であり、磁場存在下でクランプしないのであれば、粉末を移動させることが可能である。] [0023] 図2〜5を参照して、磁気誘導ポンプ10は、通常、炉40などの容器側面に取り付けられている。ポンプ10は基部60を有しており、この基部60は、機械ボルト(図示せず)などの通常の締め具により炉40に着脱可能に取り付けられる。ポンプ10は、理想的には、溶融金属が炉40を出ることができる通路70に近接する炉40の部分に取り付けられる。図3に示すように、通路70は、好ましくはエルボチュービング80の接合部分を含んでおり、このエルボチュービング80はフランジ部82にて終結する。フランジ部82は、溶融金属がポンプ10に移るようにポンプ10の入口90の対応する対合部に延びるか、この対合部を収容する。明らかであろうように、エルボチュービング80とポンプ入口90との嵌合は、安全で漏れがないシールが得られるようにすべきである。] 図2 図3 図4 図5 [0024] 概して、通路70は、炉底に近い炉40の側部に位置する。この通路において、磁気誘導ポンプ10は、ポンプ10が溶融金属よりも低い位置となるように炉40の下部に取り付けることができる。このことは、ポンプ10に呼び水をさす必要をなくさせる。] [0025] 図3を参照して、ポンプ10は、出口100を含んでいる。出口100は、対合部を有しており、この対合部は内部絶縁パイプ54と係合する。内部絶縁パイプ54は、溶融金属を鋳造機タンディッシュもしくは分配器、または、他の用途において、セパレート容器に、溶融金属を運ぶ。パイプ54は、安全なシールが作り出されるように出口100と対合しなければならない。示されているように、パイプ50は、パイプ50の長手部分と直交する屈曲したエルボ部により終結し得る。] 図3 [0026] 図5を参照して、磁気誘導ポンプ10は、基体60に着脱可能に取り付けられた複数の構成要素を含む。これらの構成要素はモータ110を含んでおり、このモータ110はスピンドルまたはシャフト120を回転させる。モータ110は、好ましくは当該技術で通常知られている多種の電源モータである。わかるであろうように、十分な電力を有するとともに所望のヘッドで溶融金属を効果的にくみ取るのに十分な回転数(RPM)を達成することができる限り、様々なモータ型を本発明のポンプに用い得る。他の好ましいモータの種類には、気動モータや水力モータを含む。] 図5 [0027] モータはシャフト120を駆動させ、このシャフト120はロータ13を介して延びる。シャフト120は、軸aの周囲でロータ130の内部構成要素を回転させることが可能である。示されているように、シャフト120は、一組のクランプ140を介して基体60を取り付ける。わかるであろうように、クランプは通常の締め具により固定される。] [0028] また、ポンプ10は、溶融金属が流れる導管150を含む。導管150は実質的に弓状の形状であり、溶融金属が通過する中空内部キャビティを有する。導管150の一端が入口90にて終結するとともに、反対側の端が外側100にて終結する(図6)。図6に示すように、入口90および出口100は、ねじ付き対合部160を介して導管150に着脱可能に取り付けられている。導管150は、非磁性材料から構成されるとともに好ましくはシリコン鋼ラミネートの強磁性ヨーク170により覆われており、実質的に凹状の内部を有する。ヨーク170の内部は、弓状の導管150を密に収容するような形状とされている。] 図6 [0029] つづいて、図6を参照して、弓状の導管150は、円柱状のロータ130の周囲に密に嵌合するような形状とされている。示されているように、導管150、ロータ130およびヨーク170の表面は、実質的に同心円状になっている。ロータ130は、一連の永久磁石180がスポーク様構成で外側に延びる軸120を収容する内部を有する。ロータ130内のシャフト120は、好ましくは強磁性材料、例えば鉄から製造される。] 図6 [0030] 強磁性ヨーク170は、好ましくは、変圧器用鋼またはふさわしい他の鉄鋼材料の薄いラミネートから製造される。ヨーク170は、導管150における永久磁石により作り出された磁束を集め、これにより本発明のポンプ10の有効性を高めることに役立つ。ヨーク170は本発明の磁気誘導ポンプが機能するのに必要ではないが、20〜30%近くの磁場強度の増加が見出される。] [0031] 好ましくは、永久磁石180は、強力なネオジム磁石である。ネオジム磁石は、例えばネオジミウム、サマリウムなどの「希土類」化学元素を含む。「希土類」元素は、化学元素番号57〜71のランタノイド族シリーズである。そのような磁石は、提供する磁気強度と、相対的に広いエアギャップ、空間ギャップまたは非磁性、すなわち非鉄材料のギャップに亘って拡がりつつ、そのようなギャップに亘って延びて強い磁場をさらに提供する磁場を駆動させる特殊なエネルギー性能とが重要である。] [0032] 描かれるように、実質的に矩形の磁石180は双極であり、N極(陰極)とS極(陽極)とを有する。磁石180は、第1の磁石のN極が隣の磁石のS極と隣り合うように交互に配列される。代表的な構成において、交互の極構成の6個の磁石がある。示されているように、磁石180は、スポーク様配列でシャフト120から延びるとともに、隣り合う磁石、つまりスポークの距離が全ての磁石にとって同じになるように間隔を置いて配置される。また、極は、第1の磁石のN極がシャフト120の反対側の磁石のS極と向かい合うとともに整列するような方向を向いている。] [0033] 磁石180は、構造強度をロータ内部に提供するとともに回転中に磁石がずれることを効果的に防ぐ挿入体190により互いから隔てられる。挿入体190は、好ましくはアルミニウムまたは他の磁気的に不活性な材料から製造される。] [0034] ネオジム磁石180の構成およびそれが導管150に相対的に近接することは、その構成が十分に強い磁束を作り出すことが見出されて効果的に溶融金属を移動させることにおいて、本発明の重要な態様である。特に、N極およびS極の相互作用により作り出された強い磁束は、最も望ましくは金属に電流を誘導する導管を貫く。この構成にてネオジム磁石の使用により作り出された磁束強度は、金属を十分効果的に導管を介してポンプ外に移動させる。] [0035] 作動中は、本発明の磁気誘導ポンプは、電気エネルギーが機械運動エネルギーに変換されるというファラデー−ローレンツ原理にて作動する。より具体的には、移動する磁石が溶融金属内で電流を誘導する。機械運動エネルギーは、導管内で金属を効果的に移動させる溶融金属内の自由電子からの力により発生する。] [0036] 溶融金属内の電流の誘導は、本発明の他の重要な態様である。渦電流が、磁場変化により合わせて形成される。ロータ内に完全に収容される回転ネオジム磁石を使用する導管の溶融金属におけるこの渦電流の誘導は、溶融金属と接触する電極を必要なくさせる。そのように、溶融金属は、耐久性があり漏れがない通路を作り出す導管の内部にのみ接触する。] [0037] この手法において、極からの磁束がポンプ羽根車として役立つとともに、フローレートが磁気ロータの回転数を変化させることにより変化し得る。フローレートは、ロータの回転速度に比例する。] [0038] 図7を参照すると、本発明のポンプ210の他の実施の形態が描かれている。この形態において、ロータは、シャフト220から延びる6個でなく8個のネオジム磁石280を含む。8個の磁石は、挿入体290により隔てられる。また、この形態は、ヨーク270内に導管250を含む。わかるであろうように、溶融金属を移動させるのに十分な磁束を発生させるのであれば、他の数の磁石が用いられ得る。] 図7 [0039] 図7に示した回転構成には、最適な幾何学的関係が存在する。初期事項として、後述する幾何学的関係は、次の構成要素および変数を伴う。] 図7 [0040] hm=磁極の高さ h=導管経路の高さ τ=極の角度間隔 bm=磁極の幅 R=ロータの全半径 R1=シャフトの半径 p=個々の極 N=2p=対の極 hy=ヨークの厚さ 関係は、hmとhとの間、ピッチ間隔τとbmとの間、τとロータ半径Rと極Nの数との間、hyとbmとの間およびシャフト半径R1とbmとの間にある。より具体的には、好ましい関係は次の通りである。磁極の高さ(hm)は、好ましくは導管経路の高さ(h)の2〜3倍以上である。極の角度間隔(τ)は、導管高さの2倍(2h)の2〜3倍以上であるべきである。極の角度間隔は、2πR/2pまたは2πR/Nに等しいべきである。ヨークの厚さhyは、磁極の幅bmの1/2以上であるべきである。最後に、シャフトの半径(R1)は、磁極の幅(bm)以上であるべきである。これらの関係は、本発明のポンプの強度を最適化することにおいて特に重要である。] [0041] 図7の形態に関連して記載する限り、上述の参照される関係および幾何は、図6に描かれる構成などのポンプ強度を最適化するネオジム磁石の他の構成とともに用い得る。] 図6 図7 [0042] また、溶融金属を移動させるネオジム磁石の直線移動を利用するポンプを作り出すことが可能であり得る。そのような構成において、磁石は導管と隣り合う連続軌跡型装置に沿って直線的に移動することができる。] [0043] 好ましい実施の形態を参照しながら説明した本発明である限り、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、様々な明白な変更をなし得るとともに、その要素が様々な均等物に代用され得ることが、当業者により理解されるであろう。したがって、本発明は開示された具体的な実施の形態に限定されないのみならず、全ての均等な実施の形態を含むことが意図される。]
权利要求:
請求項1 溶融金属ポンピング用磁気誘導ポンプであって、前記ポンプは、モータと、前記モータに作動可能に連結されたシャフトと、前記シャフトに作動可能に連結された少なくとも1つの双極永久磁石と、溶融金属の経路用の非磁性導管と、を備え、前記モータは、前記シャフトおよび前記磁石を前記導管の周囲で移動させ、これにより前記導管内の溶融金属に電流を誘導し、前記導管のみと接触する前記溶融金属を伴う前記導管を介して前記溶融金属をくみ取ることを特徴とする、ポンプ。 請求項2 前記ポンプはヨークをさらに備え、前記ヨークが直接、前記導管に隣り合うとともに前記少なくとも1つの双極磁石と対向し、かつ、前記ヨークは、強磁性であるとともに前記少なくとも1つの磁石により発生した磁場を強めることを特徴とする、請求項1に記載の磁気誘導ポンプ。 請求項3 前記少なくとも1つの双極磁石は、ネオジム磁石であることを特徴とする、請求項1に記載の磁気誘導ポンプ。 請求項4 前記少なくとも1つの双極永久磁石は複数対の双極ネオジム磁石を備え、前記ネオジム磁石がスポーク構成にて前記シャフトから外側に延び、かつ、前記各双極ネオジム磁石は、隣り合う磁石と対向する極構成を有することを特徴とする、請求項1に記載の磁気誘導ポンプ。 請求項5 前記各々の前記双極磁石は、磁気的に不活性なスペーサにより隣り合う磁石と隔てられることを特徴とする、請求項4に記載の磁気誘導ポンプ。 請求項6 前記モータ、シャフトおよび導管が着脱可能に基体に取り付けられ、前記基体は溶融金属容器に選択的に取付可能であることを特徴とする、請求項1に記載の磁気誘導ポンプ。 請求項7 前記シャフトは、強磁性であることを特徴とする、請求項1に記載の磁気誘導ポンプ。 請求項8 前記シャフトおよび少なくとも1つの磁石はロータ内に収容され、前記ロータは前記基体に着脱可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の磁気誘導ポンプ。 請求項9 前記溶融金属の流れ方向は、前記モータの回転方向を逆にすることにより流れを止め得るとともに逆にし得ることを特徴とする、請求項1に記載の磁気誘導ポンプ。 請求項10 ロータリーポンプであって、前記ポンプは、モータと、前記モータに作動可能に連結された強磁性シャフトと、前記シャフトに作動可能に連結された複数の双極ネオジム磁石であって、前記磁石が強い磁束を生じさせるものと、溶融金属の経路用の磁気的に不活性な導管であって、前記導管が入口および出口を有するものと、を備え、前記モータは前記シャフトおよび前記磁石を前記導管の一縁部に沿って回転させ、これにより前記導管内の溶融金属に渦電流を誘導し、前記電流は移動磁場と相互作用して前記導管のみと接触する前記溶融金属を伴って前記入口から前記出口に前記溶融金属をくみ取る力を作り出すことを特徴とする、ポンプ。 請求項11 前記ポンプは、前記ネオジム磁石および前記シャフトを収容する円柱状のロータをさらに備えることを特徴とする、請求項10に記載のロータリーポンプ。 請求項12 前記ポンプがヨークをさらに備え、前記ヨークが直接、磁極と対向する前記導管と隣り合い、かつ、前記ヨークは、強磁性であるとともに前記磁束を強めることを特徴とする、請求項10に記載のロータリーポンプ。 請求項13 前記複数の双極ネオジム磁石は複数の双極ネオジム磁石を備え、前記ネオジム磁石がスポーク構成にて前記シャフトから外側に延び、かつ、前記の各双極ネオジム磁石は、隣り合うネオジム磁石と対向する極構成を有することを特徴とする、請求項10に記載のロータリーポンプ。 請求項14 前記各々の前記双極磁石はスペーサにより隣り合う磁石と隔てられ、前記スペーサは磁気的に不活性な材料から製造されることを特徴とする、請求項13に記載のロータリーポンプ。 請求項15 各々の前記双極磁石が高さを有するとともに前記導管が高さを有する内部経路を有し、かつ、各々の前記双極磁石の前記高さは、前記導管経路高さの約2〜3倍以上であることを特徴とする、請求項13に記載のロータリーポンプ。 請求項16 前記双極磁石が前記シャフトの周囲に角方向に間隔を置いて配置されるとともに前記導管が高さhを有する内部経路を有し、かつ、前記双極磁石の前記角度間隔は、導管の高さの2倍(2h)の約2〜3倍以上であることを特徴とする、請求項13に記載のロータリーポンプ。 請求項17 各々の前記双極磁石は一対の極Nを有し、前記双極磁石が前記シャフトの周囲に角方向に間隔を置いて配置されるとともに前記ポンプが前記ネオジム磁石を収容する円柱状ロータをさらに含み、前記ロータは半径Rを有し、かつ、極の前記角度間隔は約2πR/Nに等しくなることを特徴とする、請求項13に記載のロータリーポンプ。 請求項18 各々の前記双極磁石が幅bmを有するとともに前記ヨークが高さhyを有し、かつ、前記ヨークの高さは約1/2bm以上であることを特徴とする、請求項12に記載のロータリーポンプ。 請求項19 各々の前記双極磁石が幅bmを有するとともに前記シャフトが半径R1を有し、かつ、R1は約bm以上であることを特徴とする、請求項13に記載のロータリーポンプ。 請求項20 前記モータ、シャフトおよび導管が着脱可能に基体に取り付けられ、前記基体は容器に選択的に取付可能であることを特徴とする、請求項10に記載のロータリーポンプ。 請求項21 溶融金属ポンピング方法であって、前記方法は、磁気誘導ポンプの導管入口に溶融金属を導入するステップと、前記入口から導管出口に前記導管の周囲で複数の双極永久磁石を移動させ、前記磁石が前記溶融金属に渦電流を誘導する変化磁束を発生させ、前記渦電流が移動電場と相互作用して前記導管を介して前記金属をくみ取るのに十分な力を作り出すステップと、を含み、前記溶融金属は前記導管面のみと接触し、前記磁気誘導ポンプの他の構成要素とは接触しないことを特徴とする、方法。 請求項22 前記導管は、強磁性ヨークにより覆われて前記磁束を強めることを特徴とする、請求項21に記載の方法。 請求項23 前記複数の双極永久磁石は、スポーク構成にて強磁性シャフトに着脱可能に取り付けられた8個の双極ネオジム磁石であることを特徴とする、請求項21に記載の方法。 請求項24 前記ネオジム磁石、スペーサおよびシャフトは、円柱状のロータ内に収容されることを特徴とする、請求項23に記載の方法。 請求項25 くみ取られる溶融金属の容器に前記磁気誘導ポンプを取り付けるステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US9920392B2|2018-03-20|Apparatus for induction hardening US9850906B2|2017-12-26|Rotation drive device and centrifugal pump apparatus employing same US8334634B2|2012-12-18|High power rotary device US9638202B2|2017-05-02|Centrifugal pump apparatus AU2016201435B2|2017-11-23|Molding device for continuous casting equipped with agitator EP2195815B1|2016-12-07|Permanent magnet device CN102598479B|2015-03-11|具有内部冷却回路的风力发电机 US6902380B2|2005-06-07|Vacuum pump with pump rotor pairs and permanent magnet motor CA2533252C|2014-11-04|Electric fluid pump US8922072B2|2014-12-30|Electrical machine with a cooling channel and method for manufacturing the same EP2908407B1|2019-01-02|Elektrischer Antriebsmotor, Pumpe und Haushaltsgerät mit einer solchen Pumpe US6854877B2|2005-02-15|Mixer for aseptic liquids EP2638618B1|2014-12-17|Elektrischer scheibenläufermotor und elektrofahrrad oder pedelec mit scheibenläufermotor US20030025417A1|2003-02-06|Ring-shaped motor core with toroidally-wound coils EP0223612B1|1992-09-30|Electrical machine rotor ES2314351T3|2009-03-16|Dispositivo de enfriamiento de una maquina electrica, en particular de una maquina electrica sincronica con imanes permanentes. ES2433521T3|2013-12-11|Dispositivo de acoplamiento giratorio JP2007282489A|2007-10-25|管路を通して流体を輸送するために電気機械を使用する方法および装置 EP1830457A1|2007-09-05|Axial-gap superconducting motor US20080019850A1|2008-01-24|Electric Pump KR101200867B1|2012-11-13|비철금속 용탕 펌프 및 이를 이용한 비철금속 용해로 US20040094290A1|2004-05-20|Cooler for electronic devices TWI268037B|2006-12-01|Integrated stator-axle for in-wheel motor of an electric vehicle US20140084731A1|2014-03-27|Permanent magnet type electric rotating machine and manufacturing method thereof US20130154397A1|2013-06-20|High efficiency magnetic core electrical machines
同族专利:
公开号 | 公开日 JP5258903B2|2013-08-07| DE09750904T8|2013-04-25| EP2279555A4|2011-11-16| KR20100119799A|2010-11-10| ES2373531T3|2017-05-03| EP2279555B1|2016-10-19| KR101225350B1|2013-01-23| WO2009142673A3|2010-01-21| AU2009249623A1|2009-11-26| CA2715671A1|2009-11-26| WO2009142673A2|2009-11-26| CA2715671C|2013-04-23| US8267669B2|2012-09-18| RU2436223C1|2011-12-10| CN101953058A|2011-01-19| CN101953058B|2014-07-02| US20090285695A1|2009-11-19| PL2279555T3|2017-05-31| ES2373531T1|2012-02-06| MX2010010129A|2011-03-29| WO2009142673A4|2010-03-11| DE09750904T1|2012-09-06| AU2009249623B2|2013-12-12| BRPI0905930A2|2015-06-23| EP2279555A2|2011-02-02|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-09-05| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120904 | 2012-12-05| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121204 | 2013-04-05| TRDD| Decision of grant or rejection written| 2013-04-10| A01| Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130409 | 2013-05-02| FPAY| Renewal fee payment (event date is renewal date of database)|Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502 Year of fee payment: 3 | 2013-05-02| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130423 | 2013-05-02| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5258903 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 | 2016-05-10| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2017-05-09| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2018-05-08| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2019-05-07| R250| Receipt of annual fees|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 | 2019-10-16| S111| Request for change of ownership or part of ownership|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 | 2019-10-25| R350| Written notification of registration of transfer|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 | 2020-05-02| LAPS| Cancellation because of no payment of annual fees|
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|